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上がったように見えて実は横ばいのビットコイン

BTC 分析チャート
データ: Binance · チャート: Coinyong · チャートをタップで拡大
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雨の月曜の朝ですね。先ほど9時に週足が確定しました。先週は上下にかなり忙しく動きましたが、結果だけを見ると大きく変わったことはありません。週足の確定を基準に一つずつ見ていきます。

先週のビットコインは81,479まで上がった後、77,682で引けました。その前の週の終値が77,734だったので、1週間ずっと上下して元の位置に戻ってきたことになります。上にはみ出した分だけ、長い上ヒゲが残りました。急騰の翌週にこうした値動きになるのはよくある形ですが、問題はどこで止まったかです。

ビットコイン日足チャート

日足で見ると、8月17日に3か月間押さえつけてきた下降ラインを出来高を伴って上抜けてきました。安値を切り上げてきたラインもまだ生きていて、チャートには5月高値82,850から7月安値57,800までフィボナッチを引いてありますが、今は78.6%の水準である77,489の上を10日間守っています。ここまでは悪くありません。ただ、その上の80,300から82,850は週足の移動平均線と下落の起点(フィボナッチ100%)が一緒に位置する水準なので、簡単ではありません。

ビットコイン4時間足チャート

今のところ、上下に注文の壁が近接しています。78,600に売り注文が置かれ、76,600には買い注文が5千万ドル以上支えています。その下の75,000から76,600の間にはロングの清算が積み上がっているので、買い壁を割ると、そちらへ一気に走る可能性がある位置です。

約定をサイズ別に分けてみると、直近1日はすべての区間が売り側でした。10万ドルを超える大口注文が1億6千万ドルほど売り、小口注文まで方向は同じでした。どこか一方だけが投げたのではなく、みんな一緒に引いた1日だったということです。

ドミナンスも合わせて見る必要があります。先週ビットコインのドミナンスは59.6から60.2に上がり、アルトの時価総額はむしろ減りました。テザーのドミナンスも一緒に上がっています。資金がアルトから抜けてビットコインと現金に集まっている局面です。ビットコインが相対的にましなだけで、市場全体に資金が入っている状況ではないということです。

なので今週は、上に大きく広げるよりも77,500から78,600の間をもう少し行き来する場面と見ています。大口注文が引いたうえに、出来高も先週より減っているからです。ただ、安値切り上げの構造は崩れておらず、78.6%の水準を守り続けているので、下に崩れる形でもありません。76,600を終値で割り込んだら話が変わり、75,000を下回って引けたら8月の上昇分を戻す方向と見ます。

雨のせいか、相場も一緒にじめっとしていますね。月末で9月の第1週なので、今週の流れが1か月の雰囲気を決めるでしょうが、慌てて方向を決めるより、78,600を超えるか76,600を守るかだけ見ていればよさそうです。

上値抵抗
80,300~82,850
目先の売り壁
78,600
買い壁・無効ライン
76,600
BTC 詳細 →
本分析は情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。