ビットコイン、再び7万ドル台に下落

ビットコイン(BTC)は昨日80389〜80600ドルの上に乗ったものの、9月4日の日足を79660ドルで終え、再びその下に戻りました。
米雇用統計(https://www.bls.gov/news.release/archives/empsit_09042026.htm)では、非農業部門雇用者数が予想の55Kを大きく上回る162Kで、失業率は4.1%で横ばいでした。ネット上で最も多く見られるのも、雇用が強すぎて9月の利上げの可能性が再び高まったという見方です。
その前日、米国のビットコイン現物ETFの資金フロー(https://farside.co.uk/btc/)には7億3000万ドル以上が流入しました。それなのに資金が入った翌日に8万ドルを割り込んだということは、短期的には雇用ショック後に出た売りの方が強かったということだと思います。
ドミナンスを合わせて見ると、BTC.Dは雇用統計発表前の60.34%から60.16%に下がりましたが、アルトの時価総額であるTOTAL3も約7660億ドルから7600億ドルに減りました。同じ時間にUSDT.Dは6.78%から6.90%に上がったので、ビットコインからアルトへ資金が回ったのではなく、暗号資産全体から現金側へ資金が退避した流れに近いです。

1か月に広げて見ると、BTC.Dは59.33%から60.11%へ上昇し、安値も切り上がり続けています。最近アルトシーズンが来るという話が多いですが、今の数字だけを見ると、資金はまだビットコイン側により集まっています。
需給も昨日とは変わりました。直近24時間のCVDは6億ドル以上の売り越しに転じ、10万ドル以上の大口注文がその大半を占めました。板では80600ドルの売り注文と78500ドルの買い注文がにらみ合っており、トップトレーダーのロング比率は67.9%なので、下の清算ゾーンも開いています。
現在79500ドル前後から80600ドルを4時間足で取り戻せば、次は82300〜82850ドルのゾーンです。今より約3〜4%上で、82850ドルを上回って日足が確定して初めて前回の高値を超えたと見られます。

長い目で見ると、週足はWパターンに見えます。82850ドルのネックラインを週足で超えた後は97924ドルがまず先で、Wの値幅からは105700〜107900ドルまで上値余地がありますが、まだ確認前なので、今目標のように語る段階ではありません。
逆に78500ドルの下で4時間足が引けると、78200〜77800ドルのロング清算ゾーンがまず見えてきます。ここでも耐えられず76264ドルを日足で割り込むと、74508ドルの週足サポートまで約6%の下落を想定しておく必要があります。
なので今は、80600ドルを取り戻すまでは78500ドルをもう一度確認する可能性にやや重きを置いています。次の大きな変数は9月11日の米消費者物価指数なので、週末に反発が出ても、まず8万ドルの上で引けるかどうかから確認し直す必要がありそうです。