イーサリアム、2,356ドルを付けてぴたりと反転

前回の記事で、イーサリアム(ETH)が2,356ドルを割り込めば今回の上昇構造は終わると見ていましたが、昨日の安値は2,356.41ドルでした。ほぼその水準を付けてから、終値は2,391.92ドルまで戻しています。
週足から見ると、2025年4月の安値と今年6月の安値を結んだ長期の底値ラインは一度も割れていません。ただ今の価格とは距離があり、すぐ上では50週移動平均線と直近高値が2,542〜2,567ドルに集まっています。

日足では、1月高値から下りてきた長期ラインがその2,542〜2,567ドルのゾーンを通っています。その間、高値がラインを超えたことはなく、価格の高値が2,547ドルから2,567ドルへ切り上がる一方で、RSIの高値は88.3から77.5へ切り下がりました。
下の大きな構造はまだ生きています。6月の1,506ドルから安値が切り上がり、OBVの安値も一緒に上がってきました。ただし直近の確定足の出来高は20日平均を下回っており、今回のヒゲ1本だけで買いの力が戻ったとは言いにくいです。

4時間足はもっと単純です。2,567ドル以降に切り下がった高値ラインと2,356ドルの底値ラインの間にあり、今回が底値ラインの2度目のテストでした。すぐ上の2,442ドルには売り板があり、直近1日の大口注文も売り側なので、今は反発を確認したというより、ひとまずサポートを守った段階です。
2,442〜2,465ドルを再び超えれば、2,542〜2,567ドルを再テストする道が開けます。逆に2,356ドルを日足終値で明け渡せばこの構造は無効で、次は2,304ドルの買い板と2,316ドルのフィボナッチゾーンを見ていきます。
明日の夜には雇用統計があるので、最後のラインでぴたりと止まったこのヒゲで守った水準をもう1日維持できるかが、かなり重要になってきました。