イーサリアム、ようやく動いたのにここでまた止まる

イーサリアム(ETH)は9月3日の日足を2507ドルで終えました。前回の記事では4時間足の2490突破と2567の確認ラインを見ましたが、今回は範囲を5年分の週足まで広げ、その上下の構造がどこから来ているのかを確認しました。
5年分の週足を見てみると、2022年12月の1151ドル、2025年4月の1385ドル、そして2026年6月の1506ドルが、緩やかな長期上昇サポートラインでつながります。現在の延長値は1530ドル付近で、今の価格とは距離があります。一方、2025年の4957ドルの高値以降は反発の高値が切り下がっており、長期の底は上がりつつ中期の高値は抑えられるという構造が併存しています。
現在進行中の週足では、MA50が2544ドル、ボリンジャーバンド上限も2594ドル付近にあります。長期の価格帯別出来高の中心ゾーンである2517~2576まで重なっています。2500の上に乗ったのは変化ですが、長く取引されてきた価格帯を完全に抜け出した動きではまだありません。

昨年春から続く日足では、出来高は約2000ドル付近と2500ドル付近の2つのゾーンに分かれています。今は上側の取引ゾーンを通過している最中で、4月17日と8月27日の高値を結んだラインも2572ドル付近を通っています。日足の2567と週足の2594は似て見えても、確認する時間軸はそれぞれ異なります。
短期の流れは前回の分析と同じです。青いラインの小さなWは2490を超え、紫の大きなWは2567を超えるまでは候補です。この動きは短期の反発を説明しますが、1530ドル付近の長期上昇サポートラインまで変える構造ではありません。

4時間足が再び2490の下で引ければ小さなWの突破は無効となり、2356ドルを割れば大きなWの候補も無効になります。逆に、2567の上での日足終値に続き、2594の上での週足終値まで出れば、2717~2824が次の確認ゾーンとして開けます。
同じ2500ドルでも、4時間足ではブレイク後の価格であり、5年週足では長くぶつかってきたゾーンです。今回の記事で見るべきは一晩の値動きより、週足が2594の上で終われるかどうかです。