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ICP、3ドルを付けた途端に止まった理由

ICP 分析チャート
データ: Binance · チャート: Coinyong · チャートをタップで拡大
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ビットコインが9月7日に1.5%下げた一方、インターネットコンピュータ(ICP)は逆に9%超上昇しました。一時3.127ドルを付けて2.989ドルで引け、出来高も普段より大きく膨らみました。

それでも3ドルを新たなスタート地点と見るのはまだ早いです。8月1日の1.994ドルから始まったN字上昇の計算値は3.041ドルで、5月高値から8月安値までの下落に対するフィボナッチ78.6%戻しも3.06ドルです。今回の高値はちょうどそのゾーンで出ました。

週足では、先週を2.735ドルで終えてMA20は超えましたが、MA50の2.922ドルの下に留まりました。今週は3ドルの上に来ていても、まだ確定前の足です。1月と5月の高値を結んだ下降ラインも今は3.32ドル付近を通っていて、長期の下落が終わったと言える段階ではありません。

インターネットコンピュータ 日足 N波動とフィボナッチ価格帯

短期のブレイク自体は良好です。8月高値の2.714ドルを9月6日の終値で上抜け、翌日にはさらに大きな出来高が入って2.989ドルまで押し上げました。上ヒゲだけでわずかに上抜けた動きとは違いました。

ただ、上がすぐに空いているわけではありません。3.13ドルの上で日足が確定してはじめて6月高値の3.231ドルが開け、その次は下降ラインと5月高値が集まる3.32〜3.35ドルです。4.092ドルは、そのゾーンを超えた後にようやく意識できる水準です。

インターネットコンピュータ 4時間足 3ドルの抵抗とサポートゾーン

4時間足では、3.06〜3.13ドルを何度も叩いた後に2.989ドルで確定しました。下では2.87〜2.90ドルが最初の確認ゾーンで、日足で2.714ドルを割り込めば今回のブレイクは再び8月のレンジ内に戻ります。その次は週足MA20と価格帯別出来高の上端がある2.40〜2.43ドルを見る必要があります。

先物側では価格ほど建玉は増えておらず、資金調達率も0.01%と平凡です。レバレッジだけで押し上げた上昇には見えません。一方でロング口座比率が70%なので、2.87ドルを下回ると下振れが速まる可能性があります。

3ドルを取り戻したのは確かに嬉しい変化です。ただ今回の位置では、さらに上がるというより、すでにN字上昇の最初の目的地に到着したと言う方が正確です。長く押さえつけられてきたコインなので数字ひとつでも嬉しいところですが、ここからは3.13ドルの上で日足を確定できるかが答えを出す番ですね。

上値確認
日足終値3.13 → 3.231
大きな抵抗
3.32~3.35 → 4.092
ブレイク維持
2.87~2.90
中期の無効ライン
日足2.714割れ → 2.40~2.43
ICP 詳細 →
本分析は情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。