ビットコインだけ上がればアルトシーズン?

ビットコインが76000ドルから跳ねたのでアルトもついていくと思っていましたが、午前中の体感は正反対でしたね。前回の記事で見た76264ドルはひとまず守り、今は77600ドル台です。まだ確定前の足なので、反発が終わったと見るのは早いです。
週足チャートを見ると、先週は80342ドルで始まり76842ドルで引けました。8万ドルを守れず、週足MA50の78750ドルの下に再び戻っています。だからといって大きな流れが一気に崩れたわけではありません。下には74508ドルと週足MA20の70077ドルが残っています。

日足は76046〜76518ドルで反応が出ました。9月2日安値と、57800ドルから82300ドルまでの上昇に対するリトレースメント水準がここで重なります。このゾーンを日足で明け渡すと、次のサポートは74508ドルです。81479ドルと82300ドルで作ったM字も、その時点からはしっかり意識する必要があります。
ところがアルト側を見ると話が違います。出来高がそれなりにあるコインだけを集めても、下落銘柄が上昇銘柄よりはるかに多かったです。ビットコインが前日に0.57%下げた時、アルト平均は0.67%下落しました。ビットコインは持ちこたえたのに、アルトはそれ以上に下げたわけです。
午前中はビットコインドミナンスが59.42%、テザードミナンスが7.06%まで上昇し、BTCとETHを除いたアルト時価総額は約7512億ドルまで縮小しました。ところが午後に入るとビットコインドミナンスは59.34%、テザードミナンスは6.98%に低下し、アルト時価総額は約7610億ドルまで戻しました。資金が一部アルトに戻ってきたのは確かですが、今日一日の動きだけでアルトシーズンと呼ぶのはまだ早いです。

4時間足では、9月5日の79442ドルから9月11日の76046ドルまで続く安値ラインに4回触れました。上のラインとは傾きが違うので、下降チャネルや収束パターンとしてまとめるのは難しいです。今は76046ドルと76500ドルでW字を作ろうとしているところです。現在の4時間足は中間高値の77506ドルの上に来ていますが、まだ確定前の足なので、この価格の上で確定してはじめてWが完成したと見られます。

約定を見ても買い側は強くありませんでした。午前の集計で直近24時間全体は約1.9億ドルの売り越し、100万ドルを超える大口注文だけを見ても約1.2億ドルの売り越しでした。一方、先物の上位トレーダーはロングが69.9%です。下の75935ドルと75167ドルにはロングの清算も溜まっていて、76000ドルが割れると動きが速くなる可能性があります。
今は4時間足MA50の78186ドルとMA100の78414ドルを取り戻すことが先です。78414ドルの上で確定すれば、短期の下落の流れは弱まります。逆に76046ドルを下回って日足が終われば、次は74508ドルです。ビットコインが上がればすぐアルトシーズンになるわけではありません。