XRP、前回の分岐点を2日連続で死守

前回の記事で、1.42〜1.45に清算が集中しているのでここが分岐点だと書きましたが、市場がすぐに答えを出してくれました。昨日の安値は1.453、今日もここまでの安値は1.475です。2日連続で目前まで下げてから買い支えられました。このゾーンは今回の反発の38.2%戻しの位置であるうえ、週足で見ると3月から5カ月間上値を抑えてきた下降トレンドラインが、ちょうど今1.44付近を通っています。先週そのラインを上抜けたので、2日間持ちこたえているのは、そのラインを上から確かめるテストでもあるわけです。これだけ根拠が重なる場所を2度守ったなら、ひとまず買った人たちが踏ん張っているという意味だと見ています。
形が意外と面白くなってきました。上は1.55で2回止められて水平なのに、下は安値が1.378 → 1.434 → 1.453 → 1.475と4日連続で切り上がっています。上が水平で下がせり上がる三角形なので、教科書的には上方向に分がある形です。ヒゲを付けた日に出来高が大きく膨らんだ後、細り続けているのも、こうした収束では自然な流れです。トレンドの強さを示す指標も、買いの力が圧倒的な状態のままです。

週足チャートも1枚載せておきます。上で話したラインがこれです。ただし週足まで広げて見ると、上はそう簡単ではありません。1.55が5月高値、その上の1.61が3月高値、1.68には50週移動平均線が下りてきています。1年間ずっと下げてきた分をようやく戻し始めた初期段階なので、ここからは何層もの抵抗との戦いです。その代わり、日足の200日移動平均線と週足の重要水準はすでに回復しているので、大局の足場は整っています。
まとめると、前回の結論のままでいきます。1.55を終値で超えればあのヒゲはなかったことになり、1.61、1.68を順番に試すでしょう。1.42を終値で割ればこのシナリオはいったん撤回で、その下の支えは1.34、次が1.28の200日移動平均線です。4日もレンジだとそろそろ退屈かもしれませんが、三角形はもともと終盤に近づくほど静かになってから決着がつきます。決着の水準だけ決めておいて休むのも一つの方法です。良いトレードを!