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ストライプ傘下Privy、リップルと提携 XRPレジャーにアプリ内ウォレット

ストライプ傘下Privy、リップルと提携 XRPレジャーにアプリ内ウォレット

Privy、13日にリップルと提携しXRPレジャー(XRPL)へのウォレット提供を発表

アプリ内でXRP・RLUSDのウォレット作成・署名、秘密鍵とシードフレーズのエクスポートに対応

AIエージェント向けサーバー側ウォレットとx402決済も ポリシー制御・ガス代肩代わりは今後追加

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決済企業ストライプ(Stripe)傘下のウォレット基盤企業Privy(プライビー)は10月13日(現地時間)、リップルと提携してXRPレジャー(XRPL)向けのウォレット機能を開発者に提供すると公式ブログで発表した。アプリを手がける企業はウォレットを独自に開発しなくても、XRPやリップルの米ドル建てステーブルコインRLUSDを送受信する機能を組み込めるようになる。

アプリに組み込むウォレット、鍵はユーザーが持ち出せる

Privyが提供するのは「組み込み型ウォレット」だ。ユーザーが別のウォレットアプリを入れなくても、サービスの中でそのまま作られるウォレットを指す。Privyは、決済企業やフィンテック企業がこのウォレットを使えば、ユーザーが秘密鍵を自ら管理しなくてもステーブルコイン決済を提供できると説明した。同社が示したXRPL開発者向け機能は5つだ。

  • Privyを通じてXRPLウォレットをプログラムで作成・管理
  • PrivyのウォレットインフラでXRPLの取引に署名
  • XRP、RLUSDなどXRPL上のデジタル資産でサービスを構築
  • AIエージェントによる取引向けのx402決済に接続
  • 秘密鍵とシードフレーズ(復元用の単語)のエクスポートで、ユーザーがウォレットを他へ移せるよう支援

Privyの開発者向け文書によると、XRPLのウォレットアドレスは「r」で始まる標準形式だ。ただしXRPLのウォレットは基本準備金(現在1XRP)を受け取るまで台帳上に存在しない。アプリ側が先にウォレットへXRPを入金しなければ、取引を送信できない。

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AIエージェントが支払うx402決済にも対応

Privyは、サーバー側で管理するウォレットを使えばAIエージェントが資金を保有して取引でき、そこにはx402決済も含まれるとした。x402は、ウェブのリクエストの中でお金をやり取りできるようにしたオープンな決済標準だ。支払いのないリクエストが届くとサーバーが「402 Payment Required(支払いが必要)」と応答し、リクエスト側が支払ったうえで再びリクエストする仕組みで、会員登録やカード入力をしなくてもプログラム同士で利用料を支払える。

Privyは今後、ポリシー制御とガス代の肩代わり機能を加える計画だとしている。ガス代の肩代わりは、ユーザーが払うべきネットワーク手数料をサービス企業が代わりに負担する機能だ。同社は、これらの機能によってユーザーの手間を増やさずに、開発者がウォレットの取引方法をより細かく決められるようになると説明した。

"Stablecoins are changing how money moves, and XRPL has been building for payments from the start."

アンリ・スターン(Henri Stern)Privy共同創業者兼CEO

リップル側では、マルクス・インファンガー(Markus Infanger)RippleX上級副社長が「Privyは実績あるウォレットインフラで、決済やステーブルコインのサービスから新たに生まれつつあるエージェント型コマースまで、フィンテックや開発者がXRPLを実際の製品に取り入れやすくする」と述べた。PrivyはXRPLについて、14年以上稼働し、資金の入ったアカウントが800万を超え、累計の移動額が1兆ドルに達したと紹介した。

ストライプが買収、対応チェーンを一つずつ拡大

ストライプは2025年6月11日にPrivyの買収を発表した。当時Privyは、1000を超える開発チームの7500万超のアカウントを支えているとし、買収後も独立した製品として運営すると表明していた。Privyは9月23日にはトロン(TRON)向け機能を広げ、取引の作成・署名・送信、残高・取引の通知、支出上限や送金先の許可リストといった管理機能を加えた。今回のXRPLの発表では、提供開始の日程や実際に導入する企業名は明らかにしていない。

アップビットでXRPは1854ウォン、キムチプレミアムは0.6%台

韓国時間14日午後0時30分ごろ、韓国の取引所アップビットのウォン建て市場でXRPは1854ウォンで取引された。ビッサムも1854ウォンだった。同時刻のバイナンス価格は1.3743ドルで、ウォンに換算すると約1842ウォンになる。キムチプレミアム(韓国の取引所価格と海外価格の差)はアップビット基準で約0.64%だった。今回の発表で名前が挙がったRLUSDは、アップビットのウォン建て市場で1350ウォンで取引された。

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本記事は公開された発表・資料をもとにまとめたもので、投資を勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。