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クロスリバー銀行、リップルのRLUSDを搭載 1つのAPIでXRPL決済

クロスリバー銀行、リップルのRLUSDを搭載 1つのAPIでXRPL決済

クロスリバー銀行、15日にリップルのドル建てステーブルコインRLUSDを中核基盤に搭載

フィンテック企業は1つのAPIで銀行決済網とXRPレジャー決済を併用

サービスは米国の一部の州のみ、同行はXRPLの決済3〜5秒を強調

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米ニュージャージー州のクロスリバー銀行(Cross River Bank)は10月15日、リップル(Ripple)の米ドル建てステーブルコインRLUSDを自社の銀行プラットフォームに組み込んだと発表した。独自の技術基盤「コア・オペレーティング・システム(COS)」にRLUSDを搭載し、パブリックブロックチェーンのXRPレジャー(XRPL)上の取引に対応する。同行と接続するフィンテック企業は、1つのAPI接続で既存の銀行決済網とRLUSD決済を併用できるようになった。

ブロックチェーン基盤なしで接続は1回

クロスリバーはRLUSDを既存の決済手段に加わる「追加の決済レール」と位置付けた。顧客企業はブロックチェーン基盤を自前で用意しなくても、銀行プラットフォームにつながる1つのAPIでステーブルコインの送金と決済を処理できる。カードを発行し、利用代金を支払う側の発行会社(イシュアー)と、加盟店の売上代金を受け取って精算する加盟店契約会社(アクワイアラー)にとっては、1日のうちに複数回精算する日中決済が可能な選択肢が生まれ、精算にかかる時間も短縮されるとしている。ただし、サービスは現時点で米国の一部の州でしか使えない。対象の州や拡大時期は明らかにしていない。

"Businesses shouldn't have to rely on several different providers to move money across the globe. Our partnership with Ripple eliminates that complexity and makes payments simpler."(企業が世界に送金するために複数の事業者に頼る必要はない。リップルとの提携でその複雑さをなくし、決済をシンプルにする)

アダム・ゴラー クロスリバー フィンテック・バンキング責任者

ゴラー氏は、今回の統合はすでに開発中だったステーブルコイン機能を広げるものだと説明した。フィンテック企業は米ドルとRLUSDを相互に交換し、国際送金や資金移動を24時間決済でき、米国の自動振替網(ACH)、電信送金、リアルタイム決済まで1つの銀行プラットフォームとAPIで使えるようになるという。

リップル側では、RippleX部門のマーカス・インファンガー上級副社長が「ステーブルコインは別建ての金融システムでは決済を変えられない。企業がすでに使っている銀行インフラの一部になることで変えていく」と述べた。同氏は、クロスリバーがRLUSDとXRPLによる迅速かつ低コストの決済を、規制対象の銀行プラットフォームに組み込み、それを実践していると評価した。

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決済3〜5秒、手数料は1セント未満

発表によると、XRPLでの取引は3〜5秒で決済され、コストは1セントのごく一部で、24時間動く。これまでにこのネットワークで決済された金額は1兆3000億ドルを超えるという。RLUSDの時価総額は25億ドルを超え、このうち10億ドル超がXRPL上で発行されている。クロスリバーはすでにステーブルコイン決済商品を運営しており、商品案内では利用できるステーブルコインの例としてUSDCとRLUSDを挙げている。発表によると、リップルは2012年設立で85を超えるライセンスを持ち、決済・カストディ・プライムブローカレッジ・資金管理サービスを提供しており、RLUSDとXRPがこれらのサービスの基盤となっている。

12年前にリップルのプロトコルを採用した銀行

両社の関係は長い。クロスリバーは2014年9月、リップルのプロトコルを導入して米国と西欧の間のリアルタイム国際送金に対応すると発表し、リップルは当時、同行をこのプロトコルを使う最初期の米国銀行の1つと紹介した。最近ではイーロン・マスク氏のSNS「X」がアプリに組み込んだ金融サービス「Xマネー」の銀行役も担っている。クロスリバーは7月27日、Xマネー向けに米連邦預金保険公社(FDIC)の保護対象となる利息付き口座やVisaデビットカードなどを提供すると発表した。

韓国でのRLUSD売買代金、テザーの0.1%未満

RLUSDは韓国の取引所アップビットとビッサムのウォン建て市場で取引されている。韓国時間16日午前7時30分時点で、アップビットではRLUSDが1352ウォン、テザー(USDT)が1349ウォンで取引された。同じ時点の24時間売買代金はRLUSDが約5694万ウォンで、約1075億ウォンのテザーの0.1%にも満たなかった。ビッサムのRLUSDの24時間売買代金は約1574万ウォンだった。

同じ時点でアップビットのXRPは1808ウォンと前日比0.4%高だった。バイナンスでは1.3401ドルで取引され、Coinyongの価格集計でウォン換算したバイナンス価格と比べたアップビットのキムチプレミアム(韓国の取引所価格と海外価格の差)は約0.7%だった。

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本記事は公開された発表・資料をもとにまとめたもので、投資を勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。