リップル、ディセンディングトライアングルの終盤 1.25を割れば1.14か?

リップル(XRP)は1.25付近で3度目の下支えを確認しました。9月16日、10月18日、10月24日の安値はいずれも1.25近辺で止まっています。その間、高値は1.66から1.40まで切り下がり続けました。
XRPの日足です。9月高値から伸びる下降トレンドラインと1.25の下値が交わり、ディセンディングトライアングルが形成されており、頂点まではあと9日ほどです。10月21日の反発もちょうどその下降トレンドラインで抑えられました。1.25は8月の急騰幅の61.8%戻しと重なり、すぐ上の1.28には日足200日移動平均線も通っているため簡単には割り込まないでしょうが、支える力より押さえる力が勝つ場面の方が多くなっています。
前回の記事では1.45を割り込めば1.40まで下げる展開を見ていましたが、10月7日の日足が1.42で引けてその水準を割り込み、翌日には1.32まで下げました。
夜間にビットコインが一時8万ドルを割り込んだ後に戻しており、米国の金利決定は日本時間29日午前3時に発表されます。アルトコイン周りの地合いは良くありません。テザードミナンスは1か月前の6.4%から6.85%まで上昇し、BTCとETHを除くアルトコイン時価総額は同じ期間に9%以上減少しました。
ここで重要なのは需給です。直近1週間の約定はやや売りが優勢で、下値を試す場面でも出来高は伴いませんでした。一方、先物市場ではロング口座がショートの約3倍と大きく偏っています。1.24〜1.28の価格帯を下回る水準にはロングポジションの強制清算が集中しているとみられ、1.25を一度割り込むと下落が加速する可能性があります。

XRPの4時間足です。トライアングルの内側で、10月16日・21日・25日の高値が小さなヘッドアンドショルダーを形成しており、ネックラインは同じ1.25です。ネックラインを割り込んだ場合、このパターンから算出される下値目標は1.11付近となり、8月の急騰幅の78.6%戻しの1.14と2月安値の1.12も近いことから、1.12〜1.14が次の水準とみられます。
結局、今週は1.25を割り込み、1.12〜1.14まで下げる展開をメインシナリオとしています。逆に日足終値が1.34を上回れば下降トレンドラインを上抜けることになり、下落の見方は無効となって、日足50日移動平均線がある1.40を試す展開になります。その上には昨年9月高値から続く長期の下降トレンドラインが1.52付近を通っており、大きなレジスタンスとして残っています。
主要レジスタンス 1.34 - 1.35(下降トレンドライン・50%戻し・日足20日移動平均線)
主要サポート 1.25 - 1.28(3度支えた下値・日足200日移動平均線)
次のサポート 1.12 - 1.14
金利決定後、日足終値が1.25を維持できるかどうかが今週の焦点になりそうです。